【虐待を受けてきた私の幼少期日記③】
前回のあらすじ〜
お祖父ちゃんとお祖母ちゃんが私が母親からの
(愛情)を欲している事に気付き、母親に助言をする。
しかし、それは逆効果で母親からの暴力は
日に日に素手ではなく、物に変わっていった。
そんな子供にとっては精神的にも身体的にも
極限状態に陥ったのか
毎夜【悪夢】をみるようになる…
とここまでが前回のあらすじです。
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悪夢を見るようになってから
夜はほとんど眠れなくなってしまった。
悪夢がどんなものだったかは未だに覚えている。
例えるならば
テレビ画面のザーッと荒れている音が
どんどん大きくなっていき、
耳がキーーーーンッとなって起きるのだ。
その間耳鳴りがずっと収まらない。
起きても耳鳴りの余韻が
しばらくは残っている…
あまりにもそれが辛くて、毎夜泣くのだ。
大きくなってから(夢占い)で
いったいどういう意味がある夢だったのか
気になり、調べた。
【内容】
極度のストレスと不安に襲われている。
簡単に説明するとこんな感じだった。
確かに私は毎日凄く不安しかなかった。
それにその夢を毎回見てしまうので
夜は全然眠れなかった。
睡眠不足のせいか、身体の免疫力も衰え始め、
ある病気にかかってしまう…
【アレルギー紫斑病】
聞いたことのある方もいるだろう。
この病気はそこまで深刻なものでは無い。
気付かずに治っている人も多いそうだ。
しかし、私は違ったのだ。
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お祖母ちゃん宅によく泊まるように
なってからその病気にかかった。
両脚に身に覚えのないアザが日に日に増えていくのだ。
母親とはその頃あまり会っていなかったから
殴られたあとでは無い。
しかし外で遊んでいる時もそんなに
あちこちぶつけてはいないし、
原因が分からなかった…
そして何より、アザを押しても痛くなかった…
おかしいと思ったお祖母ちゃんが
母親に連絡をして
病院で見てもらう事に。
それで分かったのが、【アレルギー紫斑病】だった。
しかし、アレルギーと言っても
なんのアレルギーなのかを知らなければいけなかった。
だが、思い当たることが私には無くて
随分原因を見つけるまでに時間がかかった…
その間私は入院する事に。
私は夜泣きが酷く、よく看護師さんは
手をやいた事だろう…
その入院はいつまでだったのかは覚えていないが、
ある時から色んな親戚の人が会いに来るようになった。
でも、今まで来なかった人達がいきなりなんで
会いに来るんだろうと思い、
一つだけ思い当たる事があった。
《私がもう長く生きられないのだろうか。》と
急に怖さが襲ってきた。
最後まで読んで下さりありなとうございます。
次回も楽しみにしていて下さい!!!